地震や風水害などの災害発生時には、被災地内外から支援に駆けつけるボランティアの力が、被災地の復旧・
復興のために欠かせない大きな力となっています。こうした際に、被災者とボランティアを結びつけるため
の役割を担う災害ボランティア本部が必要になります。
本会では、災害が発生した際に、静岡市災害対策本部の設置または本会の災害ボランティア本部開設要請に
基づき、災害ボランティア本部を設置・運営することが静岡市地域防災計画に位置づけられています。
静岡市では、災害ボランティア本部を「災害ボランティア情報渉外センター(情報センター)」と4カ所の
「地区災害ボランティアセンター(地区センター)」で構成されます。
「地区センター」は、「被災住民のニーズ」と「被災地内外のボランティア」をつなぐ役割を持ち、災害発
生時に活動するボランティアの拠点となります。(被災者と県内外ボランティアとの調整(マッチング)を
行います。)
「情報センター」は、4カ所に設置される「地区センター」の支援のため、市内外の情報収集・発信と渉外業
務を行います。
※情報センターの設置場所については、指定施設および周辺の被災状況に応じて業務遂行に適切な場所への 変更ができるものとする。
【平常時】
・災害ボランティア本部運営訓練
・地区災害ボランティアセンター立ち上げ訓練
本部運営に関わる団体が連携協働した実地訓練を実施します。
・災害ボランティアコーディネーター講座
災害ボランティア本部運営に必要となる知識や技術を学習するための講座を開催します。
その他、災害に備えていただくための講習会や災害福祉救援ボランティアの養成講座を開催し、災害に対する普及啓発を行います。
【災害時】
・静岡市内の被災住民からのニーズに基づき、災害ボランティアの調整を行います。
・県内外からの災害ボランティアの登録受付や情報提供を行います。
・災害ボランティアの募集や関係機関との連絡調整を行います。
・災害ボランティアに関する情報収集と発信を行います。
・地区センターとの情報共有、各地区の被災状況収集(住民ニーズ、災害ボランティア等)
【平常時】
・各地区センター設置運営訓練の実施
・地区災害ボランティアセンター立ち上げ訓練(災害V本部と合同)
【災害時】
・地区災害ボランティアセンターの設置
・各センター担当地域内の被災状況、被災者ニーズの収集
・災害ボランティアの活動調整
・情報センターとの情報共有