東北地方太平洋沖地震について17 (社協職員派遣の報告11)

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災害支援派遣の報告(岩手県宮古市)

 

5月12日~19日の期間、岩手県宮古市災害ボランティアセンター(以下:災害VC)で活動をしてきました。宮古市では、静岡社協3名、北海道社協6名の職員が宮古市社協の方々と共に、センターの運営を行いました。

 

震災から2カ月が経過した被災地の状況は、道路などは通れるように整備されたていたものの、津波の直撃を受けた沿岸部の田老地区・津軽石等は瓦礫であふれ、自衛隊の捜索活動なども実施されておりました。また、震災前には列車が走っていたところには、津波により線路が流され、今は道路となり、瓦礫も少しずつまとまり始めていました。宮古市では最大38mの高さの津波が押し寄せたといわれています。背の高い堤防を乗り越えて、すべてを奪ってしまった地域を見て、実際に何ができるのだろうかと突きつけられたような気持ちとなりました。津波により家や職場が流され方々の話を聴く中で、無気力ではないかとも思いましたが、前向きに今の生活を大切に生活送っておりました。 

その中、災害VCとして、また私自身として何ができるのか。被災された方の声に耳を傾け、ボランティア活動者をコーディネートしていくことが重要な役割であり、静岡県より一緒に同行したメンバーとも気持ちを合わせ、災害VCの運営に携わりました。

<災害VC現地の状況>

 災害VCでは、原則市内の方のボランティア募集がされており、60100人/日が活動をして頂きました。やはりGW明けということもあり、活動できるボランティア数大変少ない状況でした。一方、ニーズは平均一日10 ありました。内容は、思い出の品探しや側溝の泥出し、避難所から仮設住居へのお手伝い、物資の仕分けなどの依頼がありました。

<生活福祉資金特例貸付の状況>

私は、生活福祉資金特例貸付を担当し、被災された方が当座の生活費を必要とする世帯へ原則10万円以内を貸付していました。被災された方の中には、会社が津波により流された方も多くおられました。避難所などへの周知などを行っては来ましたが、避難所により情報伝達にもばらつきがあるなど、避難所という新たなコミュニティでの情報伝達にも工夫が必要と感じました。

 

最後に、この期間災害VCに従事して感じたことは、是非、ボランティア活動をしたいと考えている方がおりましたら、この機会に参加し“被災地の方々へ 少しでも今できることを是非協力していただきたい”と思います。現地では、ボランティアの数は少なく、多くの手が必要とされています。  

 

 

 

  

葵区地域福祉推進センター地域福祉課 小久江 陽子