福祉と防災が地域でつながる実践的なインクルーシブ防災活動(実施主体:西豊田学区地域支えあい体制づくり実行委員会)が「第19回日本地域福祉学会 地域福祉優秀実践賞」を受賞!

福祉と防災が地域でつながる実践的なインクルーシブ防災活動(実施主体:西豊田学区地域支えあい体制づくり実行委員会)が「第19回日本地域福祉学会 地域福祉優秀実践賞」を受賞!

地域の有志や福祉・医療関係機関が協働して組織された「西豊田学区地域支えあい体制づくり実行委員会」では、毎年、福祉と防災が地域でつながる実践的なインクルーシブ防災活動を実施しています。

このたび、「第19回日本地域福祉学会」にて活動が紹介され、「地域福祉優秀実践賞」を受賞されることになりました。

※その他、令和3年度に静岡県社会福祉協議会の「ふじのくに『地域共生』大賞」の優秀賞を受賞されました。

 

この活動は、2021年度までに8回実施。会場は、学区の小学校や中学校の体育館など。宿泊を伴う避難所の開設運営をとおした災害時の要配慮者について考える取り組みです。

2020年度・2021年度は、コロナ禍という制約がある中で、従来の宿泊型の活動から感染対策に配慮(宿泊なし、ディスタンス、消毒・換気など)した1日完結の活動に形を変え、関係者中心で実施しています。

活動では、避難者を一般・要配慮者・発熱者に分け、受付から避難場所までの動線の確認、地域の方や医療福祉の関係者で受付班など役割分担し、実践的な運営シミュレーションを行い、避難所開設について考える取り組みとなっています。

今年度も、新型コロナウイルス感染状況に注視しながら、地域の防災を考える機会として活動が続けられています。

※静岡県社会福祉協議会「令和3年度地域福祉・ボランティア活動推進助成 先駆的(モデル的)活動助成を受けて、2021年度の活動の様子がわかる「避難所開設ガイドブック」「西豊田インクルーシブ防災活動(DVD)」を作成しました。「活動報告書」や「ガイドブック」、「DVD」が欲しい方は、事務局(静岡県立大学 江原准教授054-202-2685)までご連絡ください。