ボランティアステップ講座「いざという時に役立つ!パッククッキング」が開催されました
11月27日(水)城東保健福祉エリア ボランティア交流室にて、ボランティアステップ講座「いざという時に役立つ!パッククッキング」が開催されました。
講師は“復幸ボランティアやらざあ駿河”の藤澤さん。また“情熱クラブ”の冨田さんと新井さん “葵協力隊”の吉田さんにご参加いただきました。
地震などで被災後、避難生活での困りごとが多いのは食事とトイレです。インフラが途絶えた自宅や指定避難所での暮らしに備え、食料や飲料水の備蓄をされている方は多いと思いますが、水や食品は大切に使いたいもの。今回の講座では節約にもつながるパッククッキングの調理実習と試食を行いました。また、トイレの工夫についてもご講義いただきました。
「パッククッキング」はポリ(ポリエチレン)袋に材料を入れてそのまま鍋で煮る調理法です。材料としての水も少なく済み、鍋の水は使いまわしができます。発災後の停電で冷蔵庫に残る野菜やお肉など、腐らないうちに加熱調理すればムダになりません。1人前づつ調理できますので、作りすぎでの食品ロスも抑えられ、袋から出さなければ器もいらず、洗い物が減り水を節約できます。
今回調理したメニュー・肉じゃが ・蒸し焼きそば ・ホットケーキ蒸しパン ・じゃがりこのポテトサラダ ・ごはん※水、野菜ジュース、コーラで炊きました。
食事と同様にトイレも避難先で苦労する問題の1つです。食料品の備蓄はできていてもトイレの備えはまだ不十分の方も多いのでは。空腹は我慢できても、おトイレは我慢できません。食事よりもトイレの心配が先とのことです。
凝固剤や消臭剤、ペットシーツなども役に立ちます。また、震度5以上(目安)の地震の後ご自宅のトイレがが使えても、下水管が何処かで破損している恐れがあるため、流さないようにしてくださいとのこと。注意すべきこと、大事なポイントがたくさんありました。
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