東北地方太平洋沖地震について11(社協職員派遣の報告5)

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第5クールで派遣された池谷と交代で4月7日(木)から4月14日(木)の期間、岩手県宮古市へ行ってきました。

静岡県内10人の派遣で生活福祉資金担当は、宮古市3人、山田町1人。災害ボランティアセンター担当は、宮古市は3人、山田町は3人です。 

私が担当したのが災害ボランティアセンターでしたのでその活動を報告します。 

 

まず、ボランティアの派遣は、ボランティアの皆さんが被災した方々のお手伝いをしたいという気持ちから集まっています。ですので、専門的な技術を必要とすることや危険な作業をすることはできない場合があります。主に汚泥や家財の撤去、清掃や片付けのお手伝い、荷物の運搬等の力仕事を行います。 

  

 

 

 

【9:00 ボランティアの受付】

災害ボランティア参加申込書、ボランティア活動保険加入書に記入しボランティア登録をします。私が派遣されていた時期には宮古市内のボランティアしか募集していませんでした。

災害ボランティア活動をされる場合にはボランティア活動保険の加入は出発前に地元の社会福祉協議会で加入をしてください。

 

【9:15 オリエンテーション】

オリエンテーションでは当日の活動、作業の内容を確認します。また、ボランティア活動の注意事項についても説明します。特に休憩や水分補給をすることに注意してもらいます。

 

 

【9:30 ボランティアの送り出し】

活動し辞書に記載された必要備品を持って、自転車等で現地に向かいます。また、遠方の場合には車で送迎をします。

 

 

 

【10:00から15:00】

ボランティア活動中は「岩手県災害ボランティアセンター」のワッペンをつけてボランティア活動をしてもらいます。

ボランティア活動中に怪我や破損等があった場合には本部に連絡し自己判断をしないようにして下さい。

また、ボランティア活動終了後には活動報告書を記入してもらいます。これは、本日のボランティア作業の結果、翌日の作業はどのくらいの人数や資材が必要なのかを確認するためのものです。

 

【まとめ】

災害ボランティアセンターではいち早い復興のため、被災者の生活をより安定させ意欲的に復興に向かっていくように、これまで以上に支援を広げていかなければならないと感じました。

これから、ボランティア活動をされる方は現地の災害ボランティアセンターの説明や指示をよく聞いて活動を行ってください。

 

                                                                                          施設サービス課 櫻井 康詞