東北地方太平洋沖地震について16 (社協職員派遣の報告10)

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岩手県宮古市の災害ボランティアセンター支援のため、5月2日(月)~9日(月)の間活動してきました。私の担当はボランティアのマッチング(仲介・調整)で、住民の方から寄せられた依頼を調査班が下見してきたあと、マッチング班が必要人数や資材などを判断して、ボランティアさんの活動先を決めて当日朝送り出します。

 

今回の期間はゴールデンウィークの中盤から終わりまで重なっており、前回のクールに続いて多くのボランティアさんも静岡からバスに乗って岩手県入りしました。その他現地にボランティア希望者が多数きて混乱するかもしれないと危惧していましたが、現段階では県外の個人ボラは受け入れしておらず、そういった情報を見ていただけているようで大きな混乱は起きませんでした。

 

活動としては、家の前や付近の側溝の泥出しの依頼が多く寄せられていました。屋内の片づけがある程度進んだこと、また春が近づき気温の上昇から(海水を含んでいて臭いがでるので)目につき始めたためだと思われます。この場合家一軒の前だけやってもあまり効果がなく、ある程度の範囲を定めてやりましたが、人数も多数必要になるので、配分を考慮する必要がありました。

 

 

 また、5月5日・6日の2日間、宮古市社協と地元商工会議所青年会の共催で「こどもまつり」のイベントが開催されました。色々と大変なことはあるけれど、イベントで子どもをはじめ大人にも元気をつけてもらおうと企画されたもので、支援のため東京や北海道など各地から来た団体による炊き出しやプロレス・ピエロなどの催しがあり、多くの市民の方で賑い、たくさんの笑顔が見られました。ただ、自分は家も残っているし行くのは悪いから…とイベントを遠慮される方もおり、被害の状況によって同じ市内に住んでいても大きな意識の差があることを感じました。意識の違いから支援が行き届かなかったり、実施する事業の狙いも変わってくると思います。社協職員という立場で、地域の人の気持ちに沿った支援はどんなものができるのか、考えていかなければならないと思います。

 

 

清水区地域福祉推進センター 地域福祉課 金澤