「考えよう!体験しよう!災害時の支え合い活動」講座のご報告

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平成30年8月12日、中央福祉センターにて「夏休みボランティア・福祉体験 はじめの一歩」の一環として、避難所生活について考える講座を行いました。

避難用具の体験や避難所生活で必要なものの工作をとおして、災害時に必要な助け合いについて学びました。

当日は小学生30人が参加してくれました。

県立大学の鈴木准教授から、発災時や避難所生活では、自分のことだけを考えていてはいけないことを学びました。

続いて静岡DCATのみなさんから、いろいろな避難用具の使い方を教えていただきました。

大学生のボランティアさんを、ベルカというタンカでみんなで協力して運びます!こうした道具を使えば小学生のみんなも活躍できるんですね。

一人でも運べるレスキューキャリーマットです。

階段をひきずりながら移動しているところです。

体験した子に聞いてみると、底にクッションが入っていて体が痛くなることはなかったそうです。

次に、避難所生活で必要なものを自分たちでつくってみました。

テーブルやランタン、椅子やトイレなど…

静岡県立大学のみなさんが教えてくれます。高校生ボランティアさんも手伝ってくれました。

できあがった机で早速感想文を書いてくれました。

教えてもらったとおりできあがったところで、みんなそれぞれ避難所生活を思い描いて工夫を加えていきます。すわり心地を考えてみたり、気分が明るくなるように絵を描いてみたり…

講座のはじめに鈴木先生から「自分でできること、できないことを考えてみよう。できないことは周りに頼りましょう」と教えてもらいました。体験でも工作でも、小学生の自分たちになにができるか、やったら危ないことはみんなに助けてもらうことを意識することができました。講座をとおして、みんな支えあう福祉について勉強できたと思います。