「ヤングケアラーを知ろう」講演会を開催しました。

「ヤングケアラーを知ろう」講演会を開催しました。

近年、社会問題として注目されている“ヤングケアラー”について、3名の講師の方をお招きしお話いただきました。

静岡県立大学短期大学部社会福祉学科 教授 佐々木 隆志 氏には、ヤングケアラーの定義やヤングケアラーが目立つようになった背景、ヤングケアラーについての国内での先駆的な事例等を紹介いただきました。

静岡きょうだい会 代表 沖 侑香里 氏には、経験者としての“きょうだい”のケア体験やそのときの心情・悩みについて、また、その時に欲しかったサポートについて具体的にお話いただきました。

静岡市教育委員会スクールソーシャルワーカー 後藤 久美 氏には、スクールソーシャルワーカーの立場から見たサポートするときに持つべき視点や、他機関連携することによる本人だけでなく家族全体の支援についてお話いただきました。

40名の参加者の中からは、「相談できる場所や人がいることの重要さが分かった」、

「心の支援等難しいこともあることが分かった」、「寄り添う支援を心がけたい」などの感想をいただき、理解を深める良いきっかけとなりました。