~地域共生社会の実現に向けた草の根国際交流~ S型デイサービスへのネパール人留学生の訪問(千代田東地区社協)

~地域共生社会の実現に向けた草の根国際交流~ S型デイサービスへのネパール人留学生の訪問(千代田東地区社協)

 働き手の減少が進み慢性的な人手不足となっている日本では、介護やサービス業など多くの業界が外国籍の方に支えられています。こうした方々が、文化の違いや言葉の壁を乗り越え、地域の中で安心して暮らしていくためには、地域住民との相互理解を欠かすことはできません。

 このほど静岡日本語学院から、「日本の高齢者福祉への理解」「地域社会への貢献と交流」を目的に地域住民と学生の交流の申し出があり、千代田東地区社協が開設するS型デイサービスの一つ「友遊クラブなごみ」で受け入れを行いました。

 当日は、6名のネパール人留学生が引率の先生とともに会場を訪れ、歌に踊りにおしゃべりと利用者や運営ボランティアの皆さんと大いに交流を深めました。引率の先生によると、ネパール人は家族を何よりも愛し、最期は自宅で看取るのが普通なので高齢者をとても大切にするとの事でしたが、留学生の皆さんが利用者等と接する様子は優しさにあふれ、正に先生の言葉どおりでありました。

 多文化共生社会の実現に向けては、こうした草の根の交流を積み重ねることが大事であることを実感する機会となりました。

 

 (まずは体操から)          (グループに分かれて懇談)