~誰かの思いを別の誰かに届ける~ チャリティーバザーの開催(千代田地区社協)

~誰かの思いを別の誰かに届ける~ チャリティーバザーの開催(千代田地区社協)

 各家庭の不用品を持ち寄り、必要な方々に安価で販売するバザーは、以前は各地で開催されていましたが、次第に見掛けることが少なくなってきました。そうした中、千代田地区社協では恒例の「チャリティーバザー」を、秋晴れの11/8(土)、千代田小学校体育館を会場に開催しました。
 バザーは何より事前の準備が大変です。チラシにより地域の皆さんに不用品の出品を呼び掛け、前日にはそうした不用品を体育館に集約して値付け作業を行います。こうして迎えたバザー当日。会場の体育館は、半分が物品の販売スペース、残りの半分が1万個の積み木を使って自由に遊べる「木育(※)」の体験スペースとして用意され、様々な世代が楽しめるような工夫が凝らされていました。
 バザーの収益は、地区社協が年末に実施する高齢者慰問の際に活用されるとの事です。そこに至るまでには、不用品を処分してしまわずに出品した方、会場に足を運んでその品を購入した方、そしてこのチャリティーバザーを企画・運営した地区社協の皆様方、それぞれの思いがつながっています。ネット注文ですぐに物が届く時代にあって、便利さとは別のところにとても大切な何かがあるように感じました。
 ※ 木の手触りや香りなどが子どもの五感に働きかけ、感性豊かな心の発達を促すとされています。

 (前日の準備)             (「木育」体験スペース)