中央特別支援学校の子どもたちの地域デビュー

中央特別支援学校の子どもたちの地域デビュー

 静岡市葵区の麻機地区にある静岡県立中央特別支援学校は、「皆と共に 心豊かに たくましく 生きる力を育てる」を教育目標に掲げ、地域との連携や交流に力を入れる特別支援学校です。
 今年度に入って同校の小学部の先生から、S型デイサービスで地域住民と交流をしたいとのお申し出があり、麻機地区社協と協議の結果、建物のバリアフリーが整った同地区の北公民館での受け入れを決定しました。
 当日はあいにくの雨模様でしたが、学校の大型バスに乗って元気にやってきた子どもたち6名は、まず、順番に「得意なこと」「好きなこと」を中心に自己紹介。その後、利用者・ボランティアの皆さんを交えて、2つのコートに分かれてのボッチャ大会が始まりました。中には、隣の利用者さんに対し、どのコースにどの程度の強さで投げたらよいかアドバイスを送っている子どももいて、それは正に、同校の先生が交流の目的の一つに掲げていた「支えられるばかりでなく、支える存在にもなれることに気付く」ということが実現した場面でもありました。ボッチャの後は、ボランティアさんから子ども一人ひとりにお手製の金メダルが授与され、どの子も満面の笑みをたたえているのが印象的でした。
 学校でもない、家庭でもない、「地域」という世界に、もしかしたら緊張しながら足を踏み入れた子どもたち。でも、そこは自分たちを暖かく迎え入れてくれて安心できる場所だったことを、あの笑顔が物語っているような気がします。

     (自己紹介で得意のハーモニカを披露)             (世界に一つの金メダルの授与)