田辺市長とのお茶カフェ・トークに参加しました!
- 2011.09.20
- 災害
田辺静岡市長と市民で、お茶を飲みながらまちづくりについて話し合う「お茶カフェ・トーク」が、9月12日夜、番町市民活動センターにて行われました。
今回のテーマは「災害に強く、安心・安全に人が暮らせるまちにするために」。
東日本大震災の被災地で、災害ボランティアに携わった学生や社会人、そして社協職員が、田辺市長と災害に強いまちづくりについて意見を交わしました。
友人が被災したこと、仕事で東北の方々に世話になっていたこと、テレビを見て自分も何かしたいと思ったことなど、様々な動機で災害ボランティア活動に参加された皆さん。
その体験を静岡市の防災に生かそうと、市の津波対策や災害ボランティアの受け入れ態勢、被害想定の見直しなど、真剣に質問や意見が飛び交いました。
中でも、5月と8月の2回にわたりボランティア活動に行ったという大学生の言葉がとても印象的でした。
「日頃からの地域のつながりが、いざという時の助け合いにつながるので、S型デイサービスのような活動などで、地域のつながりをつくっていくことが大切だと思います。」
地区社協が行うS型デイサービスや子育てサロン活動は、介護予防や子育て支援といった目的だけでなく、地域の人と人をつなぐ大切な役割があります。
市長からも「人を救うのは人の意識」とのお話がありましたが、ハード面の防災対策とともに、地域で人が助け合い、支え合う土壌を作っていくことも、防災対策としてとても有効なことだと改めて思いました。
さて、この集いは「お茶カフェ・トーク」というだけあって、おいしいお茶とお菓子を出していただけるのも楽しみの一つです。
今回は、静岡名産の丸子紅茶に、岩手県山田町のケーキ「山田ロール」を出していただきました。
静岡市社協の職員も山田町に支援に行っているので、これは嬉しいですね。
で、味の方は・・・おいしい!!!
ゴマの風味が効いていて、おいしく健康になれそうな一品ですよ。
この「山田ロール」は、呉服町のまちづくり支援センターにある「復興支援カフェしずおか」で手に入れることができるそうです。
みなさん、ぜひぜひお買い求めください。(9月19日現在、入荷待ちとのことでしたので、事前にご確認ください。)
なお、静岡市社協の葵区地域福祉推進センター事務所がある地域福祉交流プラザでは、被災地での支援活動状況を展示しております。
地震から半年過ぎましたが、まだまだ、現地では支援が必要です。
こちらもぜひご覧いただき、被災地の現状を知っていただけたらと思います。
葵区地域福祉推進センター 村松伸隆
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