シニア世代がタブレットを使った新しいつながりづくりに挑戦

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入江地区元城町では、新型コロナウイルス感染症が拡大し、昨年春から居場所「元城さくら会」の活動を中止にせざるを得ない状況が続いていました。

 そんな中、静岡県モデル事業「タブレット端末を活用した新しいつながり創出事業」へ応募し、2020年12月から2月の3ヵ月間、タブレットを活用した活動に取り組みました。

 初めてタブレットにさわるという方も含めたシニア世代の10名が参加。県から貸与された機械を使い、操作方法の勉強会、Zoomでの地域包括支援センターや保健師による講話・体操、昔の町内行事のDVDを視聴して懐かしんだり、写真やビデオを撮影して見せ合うなど、参加者同士の交流の場となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、2台のタブレットを使って家庭と商店をつなぎ「リモート買い物」に初挑戦。お魚や総菜などを画面越しに見ながらの買い物をし、予定よりも買いすぎてしまったそうです。

 当初は機械操作に抵抗感のあったシニア世代も徐々に慣れ、コロナ禍でもお互い顔を合わせることができました。これからの時代、画面を通して友だちや遠方の孫などとコミュニケーションをとり楽しく生活していけるといいなと思います。