「2024年度 ゼロから始める地域のボランティア」

「2024年度 ゼロから始める地域のボランティア」

11月27日を皮切りに活動体験を含め全3回の講座を、長田生涯学習センターと共催で、地域での支え合いの必要性の理解や、活動紹介、担い手の発掘を目的に開催しました。

当日登壇いただいた、長田東社協と川原地区社協の代表者には、企画からご参加いただきました。

テーマは「地域と支え合い」

冒頭、長田地域包括支援センター長から「ボランティアは誰のために行うか」という視点から、ささえあいの必要性をお話し頂きました。

その後は、静岡県立大学短期大学部 社会福祉学科(社会福祉専攻)准教授 江原勝幸氏がコーディネーターとなり、実際に「支え合い活動」を運営し、活動されている、長田東社会福祉協議会「ささえ愛」と川原地区社会福祉協議会「ちょっくら川原」から、活動を立ち上げた経緯や、活動内容、活動が継続できる理由などを掘り下げていきました。

 

立ち上げた経緯について「ささえ愛」の森氏より、

「地域の高齢者からの声によって介護保険では縛りがあり、すべての困り事が対応できないという現状を知り、ちょっとした困りごとなどを支え合えるように、地域住民が安心して暮らせる仕組みを作っていこうと1年かけて協議しました。」

 

活動の内容について、ちょっくら川原の袴田氏より、

「活動の中で、話し相手の利用者の奥様が軽度の認知症でした。その利用者さんから、『認知症でも社会とつながりたいので、できる事があればボランティアとして参加をしたい。』と申し出があり、現在ボランティアとして活動をしています。」

など具体的なエピソードを元に活動について紹介していただきました。

 

 『できる事を、できる人が、できる時間に!!』

参加者の中から一人でも、「地域のためにできる、小さな一歩」を見つけてくださる方がいたら、幸いです。 また、地域では一緒に活動をしてくださる方を募集しております。ご興味がある方のご連絡をお待ちしております。

           駿河区地域福祉推進センタ― 久保田 054-280-6150